京都を旅することが好きで、行けば寺を見て廻ります。
寺の書院とともに茶室を見ることもよくあります。
でも、書院も茶室もほとんど廊下から見るだけで、中に入る機会は余りありません。
抹茶券付きの拝観券を求めても、お茶はたいてい広間か縁側で飲むことになります。
目の前で点ててもらうことも余りありません。
多くは奥の台所で点ててから運ばれてきます。
しかし、そのようなシチュエーションであっても、庭を眺めてお茶を飲むひと時はよいものです。
いつしか東京に戻ると、洋室より和室にいる時間が長くなりました。
部屋に物は出来るだけ置きたくないと思うようになりました。
小さくても季節を感じられる庭が欲しくなりました。
理想を言えば、白洲に桜が一本植えられただけの庭が欲しいところです。
土塀の上に並べた瓦に苔などが出てくれればなお風情があります。
あれやこれやと想像をめぐらしながら、現実にはパソコンが並んだ机の上でお茶を飲んでいます。
これから少しづつ部屋をいじり、庭をいじり、道具を揃えたいと思います。